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美味しさへのこだわりと挑戦! / 自動化から手作業へ


良い酒を造るための道のりは、自動化から手作業へ、機械化から肉体労働に戻る、というものになってしまいました。

ようやく酒造りの現場が自動化してきたところへ、時代を逆行するかのようにそれをやめてしまうというのですから、現場サイドが困惑したのは言うまでもありません。


昔ながらの火入れは、一升瓶でお酒の燗をするような作業です。お湯にケースごとつけて、すぐに冷水に移し冷却します。毎日、お湯と水、そして一升瓶との格闘になってしまいます。当初は、「できない」の一点張りでした。

『みなさんは酒造りのプロです、だんだん日本酒が飲まれなくなった今こそ、美味しいと言って飲み続けてもらえる日本酒を世に問うチャンスです。腕の見せ所です。誇りを持ってやってみましょう。』
そうやって話し合うことで理解してもらいました。みんな良い酒を造りたいという気持ちは一緒です。


でも、意欲だけではなかなかできるものではありません。現実として、力仕事が多く必要とされる現場となります。作業のしやすさ、能率が生産効率に大きく影響します。

それでも『やる』というところから、みんなでスタートしました。
作業のやり方をみんなで考えました。
大型冷蔵庫の導入は大きな投資です。
財務体質の改善も必要でした 。



そして、1年半もの準備期間をもって、ようやく『越乃雪月花』を誕生させることができたのです。


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