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美味しさへのこだわりと挑戦! / 生老ね(なまひね)防止、低温ビン熟成


当蔵は、醪(もろみ)を絞った直後から、その原酒を-5℃で管理することにしました。生老ね(なまひね)防止のためです。一度老ねてしまったお酒はその旨味を取り戻すことはできません。私たちは、お酒の貯蔵に、考えられること全てを配慮しました。
お酒に一番よくないのは、寒暖の差です。また、夏の暑すぎる倉庫も良くありません。
品質を守るために、温度管理がとても重要なポイントとなるのです。


全量を保冷庫に入れるということは、建設費にしろ維持費にしろ、とにかくとても大きなコストがかかります。それでも、常温で熟成が進んで、劣化の一途をたどるお酒を出荷して、味も品質も落ちた状態で飲んでもらうより、一番良い状態で飲んでもらいたい。そう考えた結果、冷蔵倉庫を建設することに踏み切りました。


火入れの後、旨味をたっぷり残したまま急冷された『越乃雪月花』は、冷蔵庫内でじっくり低温ビン熟成されます。そして毎日毎日ていねいに熟成の時を重ねて行きます。


従来手法のお酒は、タンクで熟成し完成されたものをビン詰めするため、製造年月日より3ヶ月くらいは美味しく飲めますが、それ以降は香味が劣化して行きます。
ところがビン熟成のお酒は、3ヶ月過ぎた頃よりぐんぐん熟成しおいしくなります。これがビン熟成のものと、従来のタンク熟成のものとの大きな違いです。ビン熟成のお酒は、製造年月日が1年も前のものでも問題なく美味しく飲むことができます。


小さな酒蔵だからこそ出来る製造手法と管理方法。美味しい日本酒を美味しいまま食卓に!そんな私たちの思いも、じっくり熟成して行きます。


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